パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2025/07/16更新
分野 Superシリーズ共通仕様 更新情報
騒音 NOISE(P) 工場・事業所・建設工事騒音 NOISE(H) 道路交通騒音
自然エネ NOISE(W) 風力発電（騒音・景観・日照） SOLAR 太陽光発電施設反射光
大気 AIR 固定発生源大気拡散 HIWAY 自動車排ガス大気拡散
降下ばいじん DUST(P) 建設機械降下ばいじん DUST(H) 資材・機械運搬車両降下ばいじん
振動 VIB(P) 建設機械・工事振動 VIB(H) 道路交通振動
その他 SPLINE/GIS ２次元スプライン補間・地形作成 環境予測計算サービス 風環境予測
建設機械・工事振動予測システム Super VIB(P) 環境アセスメントマニュアル標準モデル

Super VIB(P)とは

　建設機械や各種工事に伴う振動の影響を、標準モデルを用いて効率的に予測・評価できます。

　基準点振動レベル、基準点からの距離、幾何減衰定数、地盤減衰定数、内部減衰係数などを考慮します。また、統計式を用いた計算や、防振壁の効果をユーザー自身が定義した係数を用いて考慮する独自式などによる計算にも対応しています。

　

Superシリーズ共通仕様

　以下の項目はSuperシリーズ共通の内容としてSuperシリーズ共通仕様に掲載しておりますのでリンク先をご覧ください。他にも予測モデルの一部など複数システムで共通した内容は共通仕様に掲載しております。

予測モデルの概要

■道路環境影響評価の技術手法（平成24年度版）
  • 　道路事業の環境アセスメントのマニュアルで、建設機械による振動予測モデルも示されています。

  • 次式で予測点における振動レベルを計算します。

    L(r) = L(r0) - 15 log10 (r / r0) - 8.68α (r - r0)
    　L(r)：予測点における振動レベル[dB]
    　L(r0)：基準点における振動レベル[dB]
    　r0：基準点までの距離 =5m
    　α：内部減衰係数
    　ｒ：振動源-予測点距離[m]


■あんな発破 こんな発破 発破事例集
  • 発破に関する各種予測モデルを掲載した資料です。次式で振動レベルを計算します。

    振動レベル[dB]　VL = 20 log10 V + 83
    変位速度[cm/s] V = K × Wm × Dn
    　K：発破条件、岩盤特性等の係数
    　W：段あたりの薬量[kg]
    　D：発破場所からの距離[m]

  • 予測結果を変位速度でも表示できます。

■距離減衰（統計式）
  • ユーザーが独自に統計式（係数A, B）を作成できます。

    L(r) = A log10 (r) + B
    　ｒ：振動源-予測点距離[m]


■防振壁（統計式）
  • ユーザーが独自に作成した統計式（係数A, B）で計算したいという御要望に対応しました。

    防振効果[dB] ΔL = A log10 (R) + B
    　R：防振壁-予測点距離[m]、Rmin < R < Rmax

振動予測で考慮される要素

■振動源
  • 点振動源
    • 点振動源から距離減衰計算を行います。

  • 面振動源
    • 設定した移動範囲内の予測地点に最も近い位置に建設機械がある条件で距離減衰計算を行います。

    • 面源全体が振動している条件（騒音のユニットと同じ考え）の計算もできます。

■防振壁（統計式）
  • ユーザー自身が現地測定結果などに基づいて設定した係数を用いて防振壁の減衰量を考慮します。

予測結果表示



カラーメッシュ表示

応用分野の例

  • 建設工事に伴う振動影響予測、対策検討
  • トンネル建設工事に伴う振動影響予測

■お問い合わせ先■

ERI 株式会社 環境総合研究所

〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス：office@eritokyo.jp（担当：鷹取）
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