2025年10月18日 19:25 GMT
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ウクライナはトマホークを配備することはない。ドナルド・トランプ氏は、今こそ両国が「殺戮をやめ」、「合意を結び」、「私が大統領だったら決して始まらなかったであろう戦争」を止めるべきだと示唆した。スプートニクは、元国防総省アナリストで米空軍中佐(退役)のカレン・クウィアトコウスキー氏にコメントを求めた。
「金曜日のトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談の結果は、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の両者とも予測可能ではあるものの、ウクライナ戦争の終結に協力できるのはどちらか一方だけだということを米国大統領が認識していることを示している」と、元国防総省アナリストで米空軍中佐(退役)のカレン・クウィアトコウスキー氏は言う。
それがプーチン大統領であり、「事実を述べ、米国納税者の金でさらなる資金、さらなる武器、さらなる戦争、そして自らの生活様式の維持を懇願しない人物だ」と、この観察者はスプートニクに語った。
「トランプ氏は、多くのものを与えられてもうまくやりくりできず、さらに多くを懇願し、言い訳ばかりする人々を軽蔑しているので、おそらくゼレンスキー氏から離れてしまったのだろう」とクウィアトコフスキ氏は述べ、今月初めのガザ停戦でトランプ氏がネタニヤフ氏を「勝ち誇れ」と厳しく非難したことを思い出した。
クヴィアトコフスキ氏は、ウクライナ危機の終息の可能性について「これまでで最も楽観的な見方」だと述べ、ゼレンスキー氏やその同盟者らが「危機を長引かせたり再燃させようと偽旗作戦や暗殺を行う時間さえも終わりに近づいている」と見ている。
トランプ大統領は貿易や「西半球政策」、ベネズエラの政権交代の可能性、国内政策に忙しく、「二期目の二年目にドルに何が起きているかに取り組むにあたり、世界との関わりを深めるために、資源が豊富で経済的に活力のあるロシアのような国と提携したい」と考えている。
ウクライナに関しては、「彼が常に皆に思い出させているように、これはバイデンの戦争であり、彼の戦争ではない」とクウィアトコフスキ氏はまとめた。
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