EU、2022年以来初めて
一人当たり所得と消費
の減少に直面
EU Faces Income, Consumption Reduction
Per Capita First Time Since 2022
Sputnik International
War on UKRAINE #7990 26 JULY 2025
ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年7月26日(JST)

AP Photo / Jeremias Gonzalez / フランス西部ナントで行われたデモで、
「不幸を撒く者は怒りを刈り取る」と書かれた横断幕を掲げる抗議者たち - スプートニク・インターナショナル、1920年、2025年7月25日
9時間前
本文
モスクワ(スプートニク) - スプートニクが欧州統計局(ユーロスタット)のデータを分析したところ、欧州連合(EU)は今年第1四半期に2022年以来初めて一人当たり所得と消費の同時減少を経験した。
EUにおける一人当たり実質家計消費は、2025年第1四半期に0.3%減少し、前四半期の0.4%増加に続いた。一方、一人当たり実質家計所得は、2024年第4四半期の0.3%増加に続き、0.2%減少した。
これらの数字は通常、経済が困難な時期に同時に減少する。EUがこのような危機に直面したのは、2020年の新型コロナウイルス感染症のパンデミック時と、2022年第4四半期が最後だ。

2009年1月12日月曜日、ベルリンの首相官邸前で、政府の新たな経済刺激策に抗議するため、デモ参加者が偽札を燃やしている。 - スプートニク・インターナショナル、1920年、2024年12月13日
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2024年12月13日 13時48分(GMT)
その理由の一つは、国民の貯蓄意欲の高まりである。EUの貯蓄率は、それ以前の2四半期連続で低下していたものの、第1四半期は前四半期比で0.2ポイント上昇した。
データが公表された加盟国のうち、7カ国で家計貯蓄率が上昇し、ハンガリー(1.6ポイント増)の伸びが最も大きく、ベルギーとオランダ(それぞれ0.7ポイント増)がそれに続いた。8カ国では家計貯蓄率が下落し、ギリシャ(3.6ポイント増)、ポルトガル(3ポイント増)の下落幅が最も大きかった。
本稿終了
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