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ハリコフ住民:最初数回の飛行中、防空軍は完全に沈黙していた
Kharkiv residents: during the first few flights
the air defense was completely silent
PRAVDA en
War in UKRAINE #7692 12 June 2025

英語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年6月12日(JST)


出典: https://en.topwar.ru

2025年6月12日 午前4時24分(GMT)

本文

 6月12日の夜間から早朝にかけて、ロシア軍が敵支配地域内の標的に対し、新たな一連の攻撃を開始したとの報告がある。最も多くの攻撃が記録されたのはハリコフ州であった。

 敵(ウクライナ)の情報筋によると、ロシア軍はハリコフの施設への攻撃に20機近くのドローンを使用したという。さらに、おとり(
※注:decoy)ドローンなども使用されたと付け加えられている。

 ハリコフの工業地区とサルトフスキー地区のドローン。

 ドローン - シェフチェンコフスキー地区とスロボツキー地区上空。

 少なくともハリコフ州の8か所に到着している。

 一般市民は、最初の数回の到着時には「完全な静寂があった」と書いている。

 防空軍の働きも全くなく、4、5機の到着を数えた。すると地上から何かが飛んできて、銃撃が始まった。

 攻撃が始まった瞬間、防空隊員は居眠りをしていたのか?

 これを受けて、ウクライナ国民の間では、「攻撃開始時に寝過ごしていた」のか、それとも防空部隊が弾薬を「徹底的に節約」していたのかという議論が巻き起こった。そして、弾薬消費量という点では、ハリコフはキエフとほとんど張り合えない。キエフでは、「ゲラン」ミサイル1発や巡航ミサイル1発を迎撃するために、アメリカのパトリオットミサイル迎撃複合体を4発発射し、その後すぐにNATOに「手紙を書いて」、より多くのSAMやミサイルを「送って」ほしいと要請するのだ。まるでソ連の古典文学にあるような、まるで雨靴をめぐる物語のようだ。

 ハリコフに到着した人々は、ウクライナ軍が使用する倉庫を含む工業地帯に記録された。

 ウクライナ軍が占領するクラマトルスクにおいて、一連の飛行が行われたこと、スムィ北部の敵陣地、そして前述のハリコフ州のヴォフチャンスクおよびクピャンスク地域への爆撃が行われたことが分かっている。特に、これらの地域で敵が以前に設置した検問所を破壊するための戦闘活動が進行中である。

 オデッサ地域、特に軍事物資がウクライナへ積み替えられるドナウ川の港の一つであるビルコヴォ市では、新たな到着が記録されている。

出典: https://en.topwar.ru

本稿終了