2025年6月11日
本文
モスクワ(スプートニク) - 米国国家情報長官トゥルシ・ギャバード氏は、世界は核による絶滅に「かつてないほど近づいている」と考えており、核保有国に対し、核軍縮の道を追求し、緊張の高まりを避けるよう呼びかけた。
ギャバード氏はXに動画を投稿し、1945年に米国が原爆を投下した日本の広島市を最近訪れた時のことを語った。彼女は世界初の原爆投下がもたらした影響を認めた。
「この経験は一生忘れられないでしょう…今日、私たちはかつてないほど核による絶滅の瀬戸際に立たされていますが、政治エリートと戦争屋たちは、核保有国間の恐怖と緊張を軽々しく煽っています…だからこそ、声を上げ、この狂気に終止符を打つよう求めるのは、私たち国民の責任です。核戦争への道を拒否し、誰も核によるホロコーストの恐怖に怯えることなく生きられる世界を目指して努力しなければなりません」と彼女は述べた。
核研究者による最新の推計によると、世界の配備可能な核弾頭の総数は2024年には9,583個から9,615個に増加し、核弾頭の総数は12,340個にまで増加している。2025年6月現在、ロシア、米国、中国、フランス、英国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の9カ国が配備可能な核弾頭を保有していることが分かっている。
本稿終了
|