モスクワ、ウクライナへの
大規模精密攻撃の詳細を公表
国防省は、攻撃は軍事関連産業やロケット燃料、
火薬の生産施設を標的としたと発表した。
Moscow discloses details of massive precision strike on Ukraine. 　
The attack targeted military-related industries, as well as facilities
producing rocket fuel and gunpowder, the Defense Ministry has said
RT 　War in UKRAINE #7501 24 April 2025

英語翻訳・青山貞一（東京都市大学名誉教授）
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年4月25日(JST)

ロシア軍兵士がイスカンデルM戦術ミサイルシステム用の特殊弾薬の入手、ミサイルの装填、
発射位置への移動を訓練している。 c スプートニク/ ロシア国防省

2025年4月24日 10:08 本文 　ロシア国防省は、ロシア軍がキエフの軍事活動と防衛産業基盤を麻痺させることを目的に、ウクライナ全土の標的に対して夜間に「大規模な」攻撃を実施したと発表した。 同国防省は木曜日の声明で、ロシア軍が高精度・長距離の海上・陸上兵器とドローンを用いた攻撃を開始したと述べた。攻撃はウクライナの航空、ミサイル、宇宙産業に加え、重装備、装甲、ロケット燃料、火薬の生産施設を標的とした。 国防省は「攻撃目標は達成された。全ての標的が攻撃された」と述べた。 ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、この攻撃には約70発のミサイルと約150機の攻撃ドローンが使用されたと主張した。また、キエフで9人が死亡し、全国で80人以上が負傷したと付け加えた。 　　ウクライナ当局は同日早朝、攻撃が複数の地域に広がり、首都が最大の被害を受けたと報告した。ウクライナ国家緊急サービス局は、キエフで複数の火災が発生し、ガレージ、行政ビル、非住宅建築物が被害を受けたと発表した。 　地元当局は、この攻撃によりパブログラード、ドネプロペトロフスク州、ハリコフの製造業や工業企業も被害を受けたと発表しましたが、詳細は明らかにしませんでした。ウクライナ国営鉄道会社ウクルザリズニツァは、キエフ州とハリコフ州の線路と管理棟に被害があったと報告しました。 　ロシアは、自国の軍事作戦はウクライナの防衛部門に関連する施設のみを標的とし、民間インフラは狙っていないと主張している。 本文終了