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EUのスロバキア、フィコ首相、
コロナワクチンに関する警告を発令

同国に供給されたワクチンにDNAや
製造元が未開示の
物質が含まれていることを示す最近の研究結果を指摘した

EU state’s PM issues Covid vaccine warning lovakia’s Robert Fico has pointed to a recent study showing the presence of DNA and other undeclared substances in jabs supplied to the country
RT War in UKRAINE #7499
24 April 2025


語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年4月25日(JST)


スロバキアのロベルト・フィコ首相 © Getty Images / Pier Marco Tacca

2025年4月23日 15時42分

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 スロバキアのロベルト・フィコ首相は、mRNAワクチンに極めて高濃度のDNAと製造業者が公表していない物質が含まれているとする最近の報告書を引用し、政府による新型コロナウイルス感染症ワクチンの購入を直ちに停止するよう求めた。

 ブラチスラバは、与党スロバキア国民党のメンバーで整形外科医のピーター・コトラール氏が率いる委員会が10月に発表した報告書で、mRNAワクチンが人間のDNAを改変し、十分な試験が行われていないため、安全性が証明されるまで接種すべきではないと主張したことから、当初はワクチンを全面禁止する方針を検討していた。

 コトラー氏は、新型コロナウイルスパンデミックを「生物テロ行為」でありワクチン接種者を「遺伝子組み換え生物」に変えるとして「捏造された作戦」と表現し、ワクチン製造会社モデルナとファイザーを、非難した。

 しかし、この報告書は野党から強い反発を受け、元スロバキア保健相のズザナ・ドリンコヴァも、コトラーの専門性について疑問を呈した。ドリンコヴァは同月、政府が反ワクチン派を支援し、医療の優先順位の付け方が不十分であるとして辞任した。

 水曜日にXに投稿した動画で、フィコはコトラール率いる委員会が提出した新型コロナウイルスワクチンの品質に関する調査結果を無視することは「極めて無責任」だと述べた。

 フィコは3月に保健省に対し、コトラールが提出した専門家報告書の調査結果に対応するため作業部会を設置するよう指示したと指摘したが、これが迅速に結果をもたらさない可能性を認めた。

 首相は、この問題を「合理的な期間内」に解決するよう努め、今後の政府会議で、作業部会に加え、スロバキア科学アカデミー(SAV)にもワクチン中のDNAや他の物質の定量分析を実施するよう提案すると述べた。

 フィコ氏はまた、政府がワクチン接種に関する「重大な調査結果」について国民に通知すべきだと提案し、「コロナワクチン接種率は極めて低いものの、国民はこのような警告を受けるべきだ。」、と指摘した。

 首相はさらに、前政権が2023年に締結した契約に基づき、未指定の製造業者からの追加ワクチン購入を一時停止するよう提案した。

 ブラチスラバは、2025年と2026年に新型コロナウイルスワクチン約30万回分を調達する予定で、これは約$660万ドルに上るとフィコ氏は述べ、「追加の定量分析の結果が提出されるまで、政府はこの製造元から追加のワクチンを調達したり、支払いをしたりすべきではない。」、と強調した。


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