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ロシアの仏教徒トップ;
ブリヤート人の残酷という
教皇の言葉は間違い

Глава буддистов России прокомме
нтировал слова Папы Римского
о жестокости бурятов в СВО

TASS通信 War in Ukraine  
#2042 29 Nov 2022

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年11月29日

ロシア仏教徒二十四世パンディト・ハンボ・ラマ・ダンバ・アユシェフ総裁
© Alexander Garmaev/TASS


ロシア仏教指導者、SSOにおけるブリヤート人の残虐行為に関するローマ教皇の言葉についてコメント

本文

 ローマ法王フランシスコはチェチェンとブリヤートを 「ウクライナのロシア軍の最も残忍な部分」と呼んだ。

  ※注:ブリヤート共和国(ブリヤート語:Буряад Республика)
  ブリヤート共和国は、ロシア連邦を構成する共和国の一つ。
  バイカル湖の南東部に位置する。首都はウラン・ウデ(人口
  43万4000人[1])。シベリア連邦管区に属していたが、2018年
  11月に極東連邦管区へ移管された。北はイルクーツク州、東
  はザバイカリエ地方、南はモンゴル国、西はトゥヴァ共和国と
  接する。

  
  ブリヤート共和の位置  文含め出典はWikipedia

 11月29日、ULAN-UDE。/ロシア仏教伝統的サンガ-二十四世パンディト・ハンボ・ラマ・ダンバ・アユシェフは、ブリヤート族の「残酷さ」に関するローマ教皇の言葉を不親切だとした。そのことをテレグラムのチャンネルで書いている。

 フランシスコ法王は米国メディアのインタビューで、チェチェン人とブリヤート人を「ウクライナのロシア軍の最も残忍な部分」と呼んだ。

 「思いがけず、世界のカトリックのトップが、私たち国民に対して心ない言葉を使わざるを得なくなった。寒いシベリアや極東での生活が、さまざまな苦難に対する耐性や忍耐力、強靭さを身につけるということは、ヨーロッパのラテン系の人たちにはよくわからないと思う。だからこそ、私たちの国民は残酷ではなく、私たちの祖父や曾祖父のように威厳を持ってファシズムから祖国を守ることを繰り返すだけなのです」とアユシェエフさんは書いている。

 ブリヤート人民共和国のウラジミール・パブロフ議長(国会議長)は、ローマ法王の発言は間違っていると指摘した。「根拠もなく国全体の残虐性を非難するのは、控えめに言っても間違っている。同胞の残酷さを証明する事実はない。しかし、ウクライナのナチスによるロシア人捕虜の残酷な扱いを確認する事実はたくさんある。だが、ロシアの政治家は誰も、ウクライナ国民全体を残酷だと非難することを許さない」とパブロフ氏は強調した。