ガザ地区を統治するパレスチナ自治政府(ハマス)は、米国の和平提案に対し、日曜日(7日)、声明を発表した。これに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領はソーシャルメディア上で、イスラエルが合意条件を受け入れたと表明していた。
パレスチナ側が発行した文書によれば、ハマスはイスラエルの侵略を阻止する努力を支援するあらゆる行動を歓迎し、「直ちに交渉のテーブルに着く用意がある」という。
協議されている議題の中には、戦争の終結とイスラエル軍の飛び地からの撤退と引き換えに停戦初日に人質48人全員を解放することなどが含まれている。
同運動はまた、ガザ地区の政府を放棄し、同地区を統治するためにパレスチナ人からなる独立した技術委員会を設立する用意もあると述べた。
「過去の経験が繰り返されないよう、合意内容は何でも敵が公然と明確に実行するという保証を提供しなければならない」とハマスは繰り返した。

2025年6月、ガザ地区南部のラファ - スプートニク・ブラジル、2025年6月12日
国際的なパノラマ
「シオニズムは国家として攻撃し、宗教として自らを守る」:アナリストがイスラエルとガザに関する点を6月12日午後2時
イスラエルは、パレスチナ各派の支配下にある生死を問わず48人の人質と引き換えに、数千人の囚人を解放する。さらに、イスラエル国防軍(IDF)はガザ市制圧に向けた取り組みを中断し、市外に留まる。
双方はアメリカの監視の下、交渉のテーブルに着き、交渉が続く限り停戦は継続されることになる。
したがって、この合意は、ハマスの武装解除や飛び地のイスラエルによる管理など、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が当初主張していたいくつかの要求とは矛盾する一方で、ハマスやパレスチナ自治政府以外の、この地域を統治する新政府の設立など、他の要求は受け入れている。